砕石の種類

先日、砕石と砂利の違いを書いたのだけと、砕石にも大きく分けて2種類あります^_^
お庭関係で使う砕石は新材
つまり新しく岩を砕いて作ったもので「C」で表します。
クラッシャーcrusherの頭文字で粒の大きさを後につけます。
20mmの大きさならC20、40mmならC40
家周りに使うのはC20あたりですね。
もう一つは再生砕石
文字通りリサイクルものです。
工事で出たアスファルトやコンクリートをリサイクル工場で破砕したもの。
砕石と付いてるけど色んな破砕屑という感じ。
リサイクル・クラッシャーrecycle・crusherの頭文字を取って「RC」で表します。
同じく20mmならRC20、40mmならRC40
これは家周りではほとんど登場しない素材で公共工事に使われていますね。
20年くらい前から建設工事のリサイクルが叫ばれて広島市も工事から出たアスファルトやコンクリートは埋め立てせずにリサイクル工場に!と指定され建設業者は役所の指示だから従います。
しかし、市役所が新しく発注する工事の設計書にはリサイクルではなく新しい材料を使いなさいと書いたままだったんです。
リサイクルするためにドンドン廃材は持ち込まれて再生砕石は作るけど、役所はそれを使うなって。
当然、リサイクル工場はパンクして受け入れ不能に。この時点になってやっと市も気づいて設計に再生砕石を入れるようになったんです。