統一感あるお庭もいいですが

こんにちは、ガーデナー石川です。

 

最近のエクステリアデザインで一番おろそかにされているのが「統一感」だと言われています。

これは「まず商品ありき」のデザインですから何か取ってつけたようになるのは仕方ないかなと思いますし、それでいいと思いプランナーさんも提案し、クライアントさんも納得されたのでしょうから、それはそれでOKなのですが、統一感は無く心も無いような仕上がりになっていますね。残念な風潮です。

 

じゃあ統一感が無かったら全部いけないのか?と言いますと、そうでもないんです。

 

イギリスでは自分のお庭を何区画かに分けて違う雰囲気にする方もおられます。

ここはハーブ庭園、ここはクリスマスローズが主役の庭園、ここは多肉植物の庭園、ここは風景庭園(イングリッシュガーデンと呼ばれているもの)などなど、自分が楽しみたい庭園を狭くても沢山作るという贅沢をされていますね。これはこれでアリなわけです。

このように全体を一つの庭園と観た統一感とは別に小さな区画割をした庭園というのも楽しいですね。

ただ、これが入り乱れたら見る側に違和感を与えるものとなりますね。